施主が住宅の建築現場に足を運ぶ理由【放置はダメ】

ジュゴン

こんにちはジュゴンです。今日は、施主は建築現場に足を運ぶべきという話です。

普通に会社などで働いている方であれば、住宅の建築現場に行く時間が無いという方も多いと思います。

特に、現場が自宅から離れた場所にある場合はなおさらです。

私も家から約80km離れたところに住宅を建築中ですが、建築が始まってからは基本、毎週通うようにしています。

そんな中で「現場に行っといてよかった」と思ったエピソードをお伝えするので参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 施主が現場に足を運ぶ理由
  • 施工ミスになりそうになった事例

施主が現場に足を運ぶ理由

注文住宅というと、施主は住宅の建築主で、住宅メーカーや工務店などは請負側の関係になります。

私どもは住宅建設の素人ですから、プロである彼らに任せておけば大丈夫と考えてしまうのも無理はありません。

しかし、私は次の理由から施主が現場に足を運び、確認・調整する作業が必要だと考えています。

家づくりは施主がリーダーだから

家づくりに関して私たちは素人ですが、家を建てる建築主ですから、すべての事に対して責任を負うことが基本だと考えています。

会社でいう「上司は部下の責任をとる」みたいな感覚です。

もちろん、約束したことを守らないのはルール違反ですので、そこは業者に責任を取ってもらいます(修正してもらいます)。

家づくりは多くの人が関わる一大作品です。その中のトップに施主がいるのです。

その施主が依頼したとおり、施工されているか、スケジュールどおり進められているか、確認するのが当然だと考えています。

会社の経営者が「素人だから何もわからない。あとはよろしく。」ではダメですよね。誰も付いてこないし、事業は成功しません。

家づくりも一緒だと思うのです。

家が建ってから後悔しないため

ほとんどの人にとって、家づくりは「一生に一度」です。そのイベントを他人に任せっぱなしって怖くないですか。

私が家が好きというのもあると思いますが、誰だって大きな買い物、取り返しのつかない買い物は成功させたい、後悔したくないと願うはずです。

建築中に指をくわえて見ていては、事は良い方向には向かいません。天に祈るよりは、自ら動いたほうが確実です。

あなたの家です。正直、他人はあまり関心はありません。あなたが一生懸命見てあげないと家も悲しむと思うのです。

後に話しますが、建築現場に足を運ぶことで、防げるトラブルがあります。

にわかには信じがたいですが、素人の私でもはっきり気づく点があるのです。

そんなものを「現場に行かなかったから、防げなかった」では悔しい限りです。40~50年住む家ですからね。

家の建築プロセスを知るため

素人だからこそ、家づくりの流れを知ってみたいと思うはずです。

基礎がどのように配置されていて、柱の大きさはどれくらいで、断熱材はどんな素材で、配管はどこを通っているのか、などなど。

家が完成してからではこれらを目にすることはできません。石膏ボードや壁紙で覆われてしまいますからね。

知的好奇心とは別に、アフターメンテナンスの際にもにも役立ちます。

数年後に壁にビスを打って棚を作りたいとか、コンセントをこっちにも追加したいとか、壁を撤去したいとか、です。

見えない場所の構造や仕様を知っていることで、おおよそどのように施工すればよいか、大掛かりな施工になるのか、施工は可能なのかなど、素人でも想定がしやすくなります。

なので、見えなくなる前に見ておきましょう。

業者はプロであるが人間である

住宅メーカーや工務店、さらに下請け業者は、経験豊富なプロであることに疑いの余地はありませんが、彼らも人間です。

人間であれば、勘違いや忘れることもあるでしょう。さらに多くの人が関わる家づくりであれば、情報の伝達漏れ・間違いというのもゼロではありません。

伝言ゲームを続けるうちに、最初の発言が想定外の内容に変わるようなものです。

施主の想いを実現するのは彼らの仕事ですが、その仕事ぶりが正確になされているか、現場に出向いて確認する必要があります。

現場を疑っているわけではなくて、人が携わることについては、自然の摂理としてそういう事象が発生してしまうものなのです。

それと、現場に来ない経営者ってどうですか。部下から信頼されませんよね。

反対に現場によく足を運び、現場との信頼が生まれれば、よりいい仕事ができたり、トラブルを未然に防ぐことができます。

認識の違いから生じるニアミス例

次の例は施工して間もない時期だったので、修正は間に合いましたが、そのまま完成していたらと思うとゾッとします。

素早いリカバリーをしていただき、現場監督や棟梁には助けられました。

外構ブロックの位置が違う

家の基礎を打つ前にブロックで回りを囲む施工があったのですが、そのブロックの位置が所定のところより1m南にズレていました。

もともと南側の庭を広く取りたかったので、敷地内の北側に住宅を寄せて配置する計画でした。

北側の測量ポイントから4mにブロックが来るところ、5mの位置に来ていたんですね。

多分、家の外壁が測量ポイントから5mのところに来る予定だったので、その長さと勘違いしたんだと思います。

ブロック業者からすれば、たった1mかもしれませんが、私からしたら庭が1m狭くなりますからね。大事なポイントです。

そういう視点で見ていたので、この違和感にはすぐに気が付きます。

すぐに現場監督にこのことを伝え、ブロックの位置を修正してもらいました。

ドア枠の色が違う

これは間違えても仕方ないと思うのですが、寝室のドア枠はブラウンで頼んでいたのに、白が施工されているものです。

下レールはブラウンで正しいのですが、横と上のドア枠が白になっちゃってる。。。

他の部屋のドア枠が全て白なので、その流れでそうなったのだと思います。

確かに設計書を見ても、ハッキリと「寝室のドア枠はブラウン」とは書かれておらず、写真で表されている程度なので、指示が曖昧と言えばそうなります。

ただし、これも施主が現場を見ればすぐにわかるものです。

こちらも現場監督にすぐ連絡して、取り替えてもらうことにしました。

埋込収納を埋め込み過ぎている

次に収納を埋め込み過ぎている件です。

洗面所のミラー型収納なのですが、打ち合わせ段階では、開ける時に下から手が入りやすいように、現場で調整するとしていました。

しかし、いざ施工された現場に行ってみると、指がぎりぎり入らないくらいの埋め込みになっていました。

現場の棟梁には打ち合わせ時の意図が伝わっていなかったようです。

これも現場監督と棟梁に相談して、収納の位置を手前に1.5cm出してもらいました。

修正してもらった施工後がこちら。↓

手が入るスペースに余裕が生まれています。

この動作は、おそらく濡れた手でやることになるので、壁紙へのダメージを考えても、ある程度余裕がある方がいいと思います。

まとめ

以上をまとめるとこうなります。

施主が現場に足を運ぶ理由
  • 家づくりは施主がリーダーだから
  • 家が建ってから後悔しないため
  • 家の建築プロセスを知るため
  • プロの業者も人間だから

実際に起きたニアミス
  • ブロックの位置がズレている
  • ドア枠の色が違う
  • 収納を埋め込み過ぎ

家づくりを進めている方は、是非現場に足を運んでみてください。

基本的には、工務店や現場監督、棟梁の仕事ぶりは信じています。

ただ、これだけ多くの人が関わる仕事なので、認識の違いはどこかで必ず起きてしまいます。

それをフォロー、確認するのが施主だと思っています。

あなたはもちろんですが、工務店などの関係者にとってもリスクヘッジという意味で必要だと。

ジュゴン

それではよい家づくりを!

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