築40年超の住宅のUA値を計算してみた【光熱費も公開】

ジュゴン

こんにちは、ジュゴンです。今回は築40年超の我が家の断熱性能を出してみました。
ダンネツセ〜ノってどこにあったの?

ジュゴン姫

ジュゴン

??? 断熱性能は室外の気温の影響を受けにくくする能力のこと。または、室内の熱が外に逃げにくくする能力のことだよ。
そうなのね

ジュゴン姫

ジュゴン

住宅の断熱性能が良いと光熱費がかからないから、車でいう「燃費」と考えてもOK。それではいきましょう。

この記事でわかること
  • 築40年超の住宅の断熱性能はどれくらいか。
  • 築40年超の住宅の光熱費はいくらか。

築40年超の住宅の概要

今回、断熱性能を算定する住宅は、私が10数年住んでいる築40年超の戸建て住宅です。正直に言うと私の祖父の家です。じいちゃん家ですね。

祖父と祖母はしばらく前に他界しているので、孫である私の家族が住ませてもらっているわけです。

家のイメージとしては、田んぼに囲まれていて、床下が80cmくらいあるような田舎のじいちゃん家ではありません。

3方が隣家に接している都市部にある家なので、そこまで「田舎感」はありません。構造は木造で、多分、在来工法の2階建です。内装は1階がLDK、水回り、洋間1、和室2、2階に和室1、洋室1です。基礎は布基礎かな。

洋間には「洋風」のデザインが取り入れられているので、当時建てた住宅にしては「オシャレ」を組み込んだ方ではないでしょうか。

壁や天井の断熱材は不明ですが、ほとんど入っていないように感じます。基本的に外気の影響を受けやすく「夏は暑く、冬は寒い」がモットーなので。

結構、ディスってしまいましたが、先日良い点にも気づきました。それは「室内にいても外の天気が手に取るようにわかる」と言うことです。

低気密低断熱に対する皮肉になるかもしれませんが、自然の中に身を置いている、野生の感を刺激する住宅です。

築40年超の住宅のUA値を計算

ジュゴン

素人なりにUA値を概算で算定してみました。

床面積の算定

1階の床面積は43帖だったので、1.65㎡/帖をかけて70.95㎡になります。

1階部分の側面は(縦7.28m+横10.01m)×2×高さ2.5mで86.45㎡

同様に2階部分の側面は(縦4.55m+6.37m)×2×高さ2.5mで54.60㎡

天井部分は1階の床面積と同等だと仮定して70.95㎡

4つの合計、つまり外皮面積合計が282.95㎡

窓面積の算定

窓の面積を測っていくと、1階部分が31.81㎡、2階部分が11.34㎡で、合計43.15㎡。窓は17箇所ありました。

熱貫流率の計算

壁や床、天井は基本、無断熱だと思うので、熱貫流率は1.8W/(㎡・K)を使います。

窓サッシは単ガラス、アルミサッシなので、熱貫流率は6.5W/(㎡・K)を使います。

すると窓サッシの熱損失合計は43.15㎡×6.5=280.5W/K

壁などの熱損失合計は(282.95㎡ー43.15㎡)×1.8=431.64W/K。合計で712.14W/K。

これを外皮面積合計282.95㎡で割るとUA値は2.5 W/(㎡・K)になりました。

ちなみに旧省エネ基準と言われる昭和55年基準が、地域区分ⅤでQ値8.3 W/(㎡・K)なので、概算で3分の1してUA値に引き直すと2.8くらいになるので、今回の計算は概ね合っているのではないかと思います。

(出典:ニチアス技術時報 2013 No. 1)
(出典:ニチアス技術時報 2013 No.1)

また、2020年に義務化される予定だった0.87 W/(㎡・K)や、HEAT20のG2グレードが地域区分5で0.34 W/(㎡・K)という基準と比べてみても、2.5という数値がいかに断熱性能が良くないか、わかると思います。

築40年超の住宅の光熱費

ジュゴン

次にこの断熱性の住宅で、光熱費がいくらかかっているのかまとめました。

築40年超の住宅では、4人家族で、夏はエアコン、冬は灯油ファンヒーターを使っています。あとは都市ガスで給湯器、ガスコンロを使っています。冬は湯船にお湯をためるので、ガス代が上がる傾向にあります。

結果は年間で18万9千円かかっています。

意外と知られてないかもしれませんが、光熱費って冬にかかっているんですね。夏にエアコンをガンガンかけて電気代がかかっているように思われがちですが、実は冬の暖房費の方が電気代がかかっています。

なので、冬に窓から日射取得をして暖を取ることが、光熱費の観点から有効になってくるわけです。窓の使い方についてはこちらを参照ください。

住宅の窓の選び方【適切な窓の大きさとは】

昔の家から高気密高断熱の住宅になると、性能レベルや家の大きさにもよりますが、光熱費が年間7〜10万円くらい安くなると言われています。仮に年間8万円安くなるとすると、40年では320万円になります。

高気密高断熱にかかる初期投資が300万円だとしても、40年いかないうちに光熱費の削減で回収できるというわけです。

何より室内が外気に左右されにくいということは、体への負担も少ないわけで、性能の良い住宅で健康を維持できると考えると、それ以上の効果があると考えられます。

今後、光熱費単価の上昇や温暖化の加速も懸念されていますので、ますます高気密高断熱のニーズは高まってくるはずです。

まとめ

ジュゴン

まとめるとこうなります。
  • 築40年超の住宅のUA値を計算してみたら2.5 W/(㎡・K)だった(素人概算)
  • 築40年超の住宅の光熱費は年間で約19万円かかっている
  • 昔の住宅性能から高気密高断熱の住宅にすると初期コスト((仮)300万円)を40年いかないくらいで回収出来そう
性能の良い住宅の方が結果的にお得なのね

ジュゴン姫

ジュゴン

そういうことです。それ以外にも高気密高断熱には多くのメリットがあるからね。今回はここまでです。
最後までありがとう!じゃあね

ジュゴン姫

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