ジュゴン
ジュゴン姫
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- 基本的な地鎮祭の流れ
- 初穂料の金額やお供物の種類
目次
地鎮祭とは何か
地鎮祭とは、住宅建設の着工前に工事が無事に行くよう神様に祈りを捧げる儀式です。出席者は私の場合、工務店の営業、営業所長、現場監督、親族7名、神職の計11名でとり行いました。
地鎮祭を行うタイミングとしては、工事着工前であれば、造成の前でも後でも構わないみたいです。うちは造成後にやる予定でしたが、梅雨の時期だったため、造成のうち宅地周囲の土留めのブロックを積んだ状態でやりました。下の土は盛っていません。
なので、地面は石と土が混ざったような状況でしたが、地鎮祭の進行上、何も問題はありませんでした。梅雨の真っ只中にも関わらず天気にも恵まれました。これがその時の写真です。

なお、家づくりにかかる大きなスケジュールはこのようになります。早いところで請負契約から半年くらいで建物が完成しますが、一般的には1年〜1年半かかるようです。それくらいあった方が、間取りや仕様打ち合わせに時間をかけられるので、あまり急ぎすぎるのも良く無いかと思います。
地鎮祭に向けて準備する物
事前に私(施主)の方で準備したものは次のとおりです。
神職への謝礼
蝶結び型ののし袋に「初穂料」と記載して、地鎮祭終了後に神職へ渡せるように準備しました。鹿児島の場合は1.5〜2万円くらいが相場のようです。うちは神職に事前に確認しておいたので、2万円を包みました。
お供物
工務店によっては、お供物を準備してくれるところもあるようですが、私のところは次のものを準備しました。
- 焼酎:1升(お神酒と書いたのし付き)
- 米:2kg
- 魚:1匹(鯛)
- 野菜:大根1本、ニンジン3本、キャベツ1玉
- 果物:リンゴ3個、みかん3個、バナナ1房
- 塩:200g
その他
それからうちの場合は、神職より祭壇回りの4つ角に結びつける「竹(約2m)」と「椎木(約1m)」を施主の方で準備するように言われたので、それを準備しました。特に椎木は無ければ無いで良かったみたいですが、都市部の方であれば竹を準備するとなれば一苦労だと思います。地方ならではの準備物ですね。
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地鎮祭の式の流れ
- 修祓(しゅうばつ):頭を下げ敬意を表します
- 降神の儀(こうしんのぎ):神様をお招きします
- 献箋(けんせん):神様にお供えします
- 祝詞奏上(のりとそうじょう):工事の安全を願って祝詞を奏上します
- 四方祓え(しほうばらえ):敷地の4隅を清めます
- 地鎮の儀(じちんのぎ):施主がクワを入れ、施工者が鋤を入れます
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん):工事安全を神様に願います
- 撤饌(てっせん):お供物を下げる儀式をします
- 昇進の儀(しょうしんのぎ):神様におかえりいただきます
- 神職退下(しんしょくたいげ):終了です
施主の出番は⑥の地鎮の儀において「エイ、エイ、エイ」と叫びながら、3回クワを砂の山に入れることです。難しくはありませんが、発声のリズムや動作が心配な方は動画等で確認しておくと良いでしょう。

ちなみに「エイ」という言葉には気を入れる意味と、繁栄を意味する「栄」、永きに渡っての「永」という意味も含まれているそうです。
それからもう一つの施主(および参加者)の出番は⑦の玉串奉奠です。玉串を神職から受け取り、神様に幹の方を向けて祭壇に置きます。置く前に玉串に工事安全の念を込めましょう。
玉串を祭壇に置いたら、2礼2拍手1礼をして元の場所に戻ります。2回拍手するときは、右手を4〜5cm手前にずらして手を打つのが正式なやり方だと神職がおっしゃっていました。
また、私のところはありませんでしたが、最後に施主から挨拶をもらうこともあるそうです。その際は①地鎮祭参加者へのお礼、②住宅工事の安全祈願、③関係者との今後の協力依頼などを述べると良いでしょう。

まとめ
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- 地鎮祭とは住宅建設の着工前に工事が無事に行くよう神様に祈りを捧げる儀式
- 施主が準備したものは「初穂料」と「お供物」「竹」「椎木」※工務店等に確認しましょう
- 地鎮祭当日の施主の出番は「地鎮の儀」でクワを3回入れることと、「玉串奉奠」で玉串に祈りを込め祭壇に置くこと ※施主の挨拶が最後にある場合もあるので確認しておきましょう
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