住宅にその駐車場は必要ですか【自転車利用のメリット・デメリット紹介】

ジュゴン

こんにちは、ジュゴンです。

住宅の建設に重要なのが、使える予算。その中でも駐車場をどうするかで、予算配分が大きく変わってきます。

駐車場1台分で2.5m×5m=12.5㎡くらいですから、約3.8坪を占める計算になります。土地の単価が坪30万だとしても114万円分の土地が必要になります。

100万円あれば、家の断熱性を上げたり、窓の性能を良くしたり、良い家具を揃えたりすることができます。

住宅の建設にあたっては本当に駐車場が必要か、ライフスタイルを見通した上で十分検討しましょう。

ジュゴン

そこで今回は駐車場の取得や車の利用を無くして、自転車通勤を選んだ場合のメリット、デメリットを紹介します。

私も、自宅から勤務先まで10kmの距離があり、かつては車で通勤していましたが、健康づくりと経済的な観点から、自転車通勤に切り替え、2年ほど経ちます。意外といけるものです。

「満員電車には、もう疲れた」「平日はほとんど体を動かす時間がない」「日々の交通費を節約したい」そんな悩みを抱えている方にも自転車通勤をオススメします。

自転車通勤には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。

今回は、自転車通勤を行うにあたり、メリットとデメリット、通勤するまでに準備すべきことをお伝えします。

この記事でわかること
  • 自転車通勤のメリット、デメリット
  • 自転車通勤の動機と目的の大切さ
  • 自転車通勤前に準備しておくこと

自転車通勤のメリット・デメリット

ジュゴン姫

それではまずメリットから

メリット

心身の健康につながる

事務ワークが多い方や車通勤をしている方は、体を動かす機会がほとんど無いのではありませんか。通勤を自転車に変えてしまえば、いやでも体を動かすことになります。

仕事帰りにジムに通わなくても、自転車通勤で体を動かせば、通勤と体力づくりが同時に行えます。

また、自転車は特に足(下半身)を鍛える乗り物ですので、老化防止や体幹強化、基礎代謝の向上などに効果があると言われています。

それから心も健康になります。天気の良い日は、爽やかな風を感じることができます。出勤時は仕事に対するモチベーションアップになりますし、帰宅時は精神的な仕事の疲れを癒すクールダウンの時間となります。スマフォの画面を見たり、音楽を聞いたりするのもいいですが、体を動かすのは全く違います。

ちなみに、私の通勤ルートでは川沿いを走るところがあるのですが、そこから眺める深緑の川岸の景色と、水面に映る魚の姿、川砂で戯れる野良猫たち、春は桜のトンネルをくぐることなどが、自転車通勤の1つの楽しみとなっています。

新しい発見がある

これは車通勤をしていたときには気付きませんでした。新しい飲食店やコンビニがオープンしていたり(無くなっていたり)、公園の遊具が増えていたり、警察が路地裏ではっていたり、自転車に乗っていると新しい発見をすることができます。

車や電車だと、どうしても視野が狭くなってしまいます。新しい発見があると心が踊ります。視野が広がることが心の健康にもつながっているのかもしれませんね。

満員電車・車の渋滞を回避できる

満員電車、渋滞は嫌ですよね。一日のうち、どれだけ時間を取られているか、これがなければどれだけ有意義な日を過ごすことができるか、考えたことがあるのではないでしょうか。

無駄な時間と思っているからこそ、スマフォを見たりや音楽を聞いたりする人が多いのだと思いますが、これが自転車通勤に変われば、満員電車や車の渋滞を回避できて、体力的にも精神的にも、より充実した時間を過ごすことができます。

また、自転車通勤する人が増えれば、自然と満員電車や渋滞が緩和されるはずなので、自転車通勤は社会的にも貢献することになります。

経済的である

これは会社から通勤手当がどのように支給されるかにもよりますが、私の場合は車通勤と自転車通勤とでは通勤手当は変わりません。どちらも「車両」というくくりで、距離に応じて支給される規定になっています。

ですので、自転車通勤をすることで勤務先での「駐車料金」と通勤にかかる「ガソリン代」が浮くことになります。ざっと計算して月8,000円の節約になります。

ガソリンを消費しないという点では「環境にもやさしい」ということもメリットの一つですね。

デメリット

ジュゴン姫

次にデメリットだよ

天気に左右される

自転車通勤は天気に左右されることを理由に、一歩が踏み出せない方が多いのではないでしょうか。雨が降れば、傘さし運転は「危険な運転」とみなされますので、カッパを着るか、多少濡れるのを覚悟で通勤しなければなりません。

ただし、天気が悪い日は、車やバスを使うとか、家族に送ってもらうとか、代替手段を確保しておけば問題ありません。私は、雨の日はバスを利用しますが、小雨の場合は雨を通さないレインコートと雨靴を履いて通勤しています。多少雨に濡れるのも、童心にかえることができるので嫌いではありません。

着替えの準備が必要

天気の話とも関連するのですが、雨が降ってカッパを着ていけば、会社での着替えが必要です。特に梅雨の時期は汗ばむのでインナーの着替えも必要だったりします。

また、夏は朝から高気温が続くため、自転車に乗っている時は風があたるのでよいですが、強くこいでいると到着と同時に汗が吹き出してしまいます。勤務先での着替えが必要です。

私は、夏は陽が当たらないルートを選ぶことと、いつもよりゆっくりペースでこぐこと、インナーの着替えを準備することをやっています。実際は、比較的、力を使わなくても運転できる自転車を選んでいるため、通勤後、着替えるには至っていません。あとは、清涼剤の使用もマストですね。

交通事故リスクが伴う

自転車にも交通事故リスクはあります。車は屈強なのボディをまとっていますが、自転車は生身の人間がむき出しとなっています。事故にあったときの損傷が車などに比べると大きいことが想定されます。

また、自転車は動いているときに「操作音」が少ないので、車や人に認知されにくくなります。車の巻き込み事故、歩行者との追突事故に気をつけましょう。

私も乗り始めてから半年くらいしてから、歩道で転倒して、顔と手を擦りむいた経験があります(自損事故)。乗り始めて1年くらいは経験を積む意味で慎重に運転することをオススメします。

自転車通勤する目的を明確に

自転車通勤をする前に、その目的を明確にしましょう。満員電車からの逃避など、ネガティブなものでもいいですし、健康づくりのための体力づくりなど、ポジティブなものでもかまいません。

理由は、特に電車通勤や車通勤の方にとっては、自転車通勤というのは、日々体力や気力を使う手段ですので、継続が難しく、心が折れそうになったときに、それを乗り越える原動力となるからです。

もう1つの理由は、勤務先や家族から、なぜ自転車通勤に変えたのか、必ず聞かれるからです。勤務先に対しては、通勤手段を報告して通勤手当をもらうことがほとんどですし、家族に対しては、急ぎの連絡手段や家を出る時間や帰宅時間に影響を与えます。周りの方にしっかり説明できるよう自転車通勤の目的を明確にしましょう。

自転車通勤に向けた準備

ジュゴン

ここまで読んで、自転車通勤の意思は固まりましたか。それでは、実際に通勤するまでに何を準備すればよいか説明します。

通勤環境の確認

距離・ルートの確認

「Google マップ」などで自宅から勤務先までの「距離」と「ルート」を確認します。移動手段で「自転車」を選ぶことができれば、最適なルートを導き出してくれます。

ただし、個人的に「ここの景色を見て通勤したい」とか「この道は通りたくない」などの希望があれば、中継点を設定してルートを確認してください。

そもそも「自転車で通勤できる距離」ですが、私が片道10kmを通勤しているというのもあり、「概ね10kmまでが自転車通勤が可能な範囲」だと感じています。時間にしておおよそ40分です。これ以上伸びると体力的にもきついですし、精神的にも継続が難しくなる恐れがあります。

10kmを基準にして、体力に自信のある方は13〜14km、体力に自信のない方は6〜7kmを目安に考えてください。

電車通勤をはさむ方であれば、乗降する駅を変えることで、距離を調整することも可能です。

駐輪場の確認

自宅と勤務先の駐輪場を確保しましょう。自宅においても自転車を置く「場所をとる」わけですから、家族の了解を得ましょう。自転車は、特にタイヤはゴム製なので、直射日光や雨を浴びることで劣化スピードが速くなります。屋根付の駐輪場、家の軒下やカーポートに駐輪するのがオススメです。

また、勤務先においても、駐輪場の場所の有無を確認しましょう(できれば屋根ありで)。駐輪場が有る場合、使用許可が必要なことがあるので、申請の手続きも確認しましょう。

駐輪場でない場所に停めてある自転車もたまに見かけますが、持っていかれても一切反論はできませんので、所定の場所に停めましょう。

通勤手当の確認

通勤手段によって、通勤手当が変わることがあるので、勤務先の就業規則、通勤手当規程を確認してください。労働者はいつでも閲覧できるはずです。自転車通勤する第一の目的が「経済性」であるときは、特にこの要素が重要となります。

自転車の種類の選定

5km以内は自由に選ぶ

自転車通勤する場合、自転車の選定に悩む方が多いと思います。通勤であれば、「通勤向け自転車」(シティバイク)が販売されています。前にカゴ、3〜7段程度のギアチェンジ、泥よけ、チェーンカバーが付いているのが、一般的です。ただし、これは5km以内で使用する場合にはオススメです。

(出典:TABIRIN)

10km近くとなると、道路に合わせて車種を選ぶ必要があるからです。カゴに荷物を乗せたまま10km走るのは不便ですし、タイヤ幅が太いと多くのエネルギーを必要とします。

5km前後であれば、どの自転車を選んでも大差ないので、自分の目的にあった、乗りたくなる自転車をオススメします。折りたたみ自転車でもママチャリでもいいと思います。

10km前後は慎重に選ぶ

10km近くある方は、慎重に選んだ方がよいです。10kmは結構距離があるので、エネルギーをそこまで必要としない「クロスバイク」をオススメします。クロスバイクはタイヤ幅が狭く、タイヤと道路との摩擦が少ないため、少ないエネルギーで、ある程度のスピードを出して運転することができます。

(出典:TABIRIN)

ただし、弱点として「下からの振動に弱い」という点があるため、通勤路に段差が多いとか、舗装されていない道が多いなどの場合は、不向きでしょう。そんな場合は、サスペンション(座面の下のバネ)が付いている「マウンテンバイク」が良いでしょう。

(出典:TABIRIN)

ときには自転車を車に乗せたいという方は、マウンテンバイクに折りたたみ仕様のものが出されているので、チェックしてみてください。

レンタサイクルの利用

どの種類の自転車にするか迷う場合は、レンタサイクルを利用してみましょう。一般的な自転車(シティバイクがおすすめ)を借りて、自宅から勤務先まで乗ります。チェックポイントは、スピード、振動を確認しましょう。

  • スピード:道に直線が多く、舗装面が平坦でスピードを出せる場所が多いか。
  • 振動:砂利面や歩道への乗り上げ箇所が多いか。下からの振動が気になるか。
  • 坂道:登り坂があるか。傾斜、頻度は。

要するに乗り心地より、スピードを重視する場合、クロスバイクやロードバイク系です。スピードより乗り心地を重視する場合、マウンテンバイクやサスペンション付バイク系です。その中間を取るのでであれば、シティバイクがオススメです。

(出典:TABIRIN)

坂道が多く、その傾斜が大きい場合は、21段程度の切り替えがあったほうがいいです。ただし、その分、車体の値が上がるのとメンテナンスの手間がかかることに留意してください。

自転車等の購入

車種が決まったら、車体を購入しましょう。乗り心地やスピード感は自転車に乗らないとわからないものなので、試乗した上で購入するのが理想です。

自転車は近隣の自転車屋さんで購入するのが一般的ですが、今はネットでも簡単に手に入ります。私もネットで購入しました。ただし、注意点があるので、まとめておきます。

  • リアル店舗に比べ、値段は安いが、タイヤやブレーキなどの各種パーツの質は落ちる傾向がある
  • 組み立て、ブレーキ調整、油の注入などを自分でやるか、自転車屋さんに持ち込み依頼する必要がある
  • 防犯登録されてないことが多いので、自転車屋さんに持ち込み依頼する必要がある

その他、ライト、鍵、ベル、反射板などの付属品、空気入れ、カッパ、雨靴などの必要な備品を購入しましょう。

防犯登録

また、防犯登録も購入した店舗で行いましょう。防犯登録はその自転車と所有者を紐付けして、警察でデータ管理するものです。

私の地域は、1台600円で12年間有効でした。防犯登録していれば、自転車が盗難にあった際に、警察に届け出て、自転車が見つかった際に引き渡してもらえます。自転車の所有者がわからなければ、引き渡しようがないですよね。

自転車保険の加入

近年、自転車側が事故の加害者となり、多額の損害賠償を請求されるケースが増えてきました。音楽を聞きながらの運転や、スマフォを操作しながらの運転はしてはなりませんよね。

それでも自転車が時速20km前後のスピードで走ることを考えると、どんなに注意深く運転してても事故を起こす(事故にあう)可能性はぬぐいきれません。

そこでオススメしているのが自転車保険です。自治体ごとに加入を義務付けているところもあるので、確認しておきましょう。

相手に対する補償はもちろん、自分が怪我をした場合や自転車が故障した場合の補償もあるので、状況に応じて加入を検討しましょう。自転車屋さんで入るよりはネット系の損保会社で入るのが多いようです。

最後に

ジュゴン

自転車通勤を行うにあたり、メリットとデメリット、通勤開始までに準備することが理解できましたか。

天気等の不安があるのであれば、一度、レンタサイクルを利用して走ってみることをオススメします。自転車に乗って風を切る爽快感は格別ですよ。

駐車場が無くなる分、住まいが充実すると考えると、家づくりにおいての一つの選択肢だと思います。

今回はここまでです。じゃあねー!

ジュゴン姫

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