ジュゴン
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- 鹿児島に移住を考えているけれど、どんな街があるか知りたい
- 鹿児島県内のオススメの街を知りたい
今回は私が独断と偏見でオススメの街5つを紹介します。選んだ視点は、一定規模の人口があり、買い物などに困らないことです。また、県内外へのアクセスがいいことに主眼を置いています。農業や漁業などを仕事にされる場合や、大自然を満喫したい場合は、全く異なる結果になるのでご了承ください。
なので、オフィスワーカーの1サラリーマン家族が、県外から移住するイメージで提案させてもらいます。
ちなみに「公示時価」は令和2年1月1日の情報をもとに、一般的な宅地面積130㎡を乗じて表示しています。
目次
【鹿児島市】安心安定の街
(出典:Wikipedia)
- 人口59万人
- 公示地価:130㎡で650万円〜3,250万円
- 鹿児島県移住支援金制度:東京23区から鹿児島県内へ移住し, 鹿児島県が運営するマッチングサイトに掲載された対象求人に応募し就職した方:最大100万円 ※県内の市町村共通
九州の県庁所在地の中では、福岡市160万人、熊本市73万人に次ぐ、中くらいの都市になっています。その次に大分市47万人、長崎市40万人、宮崎市39万人、佐賀市23万人と続いています。
鹿児島県全体の人口が159万人なので、37%が鹿児島市に住んでいることになります。日本の人口のうち40%が首都圏に住んでいるのと同じくらいの偏り具合になりますね。
県外から鹿児島市に移住しても、意外と都会に感じるかもしれません。それだけ商業施設は充実しています。古くからあるアーケード街の天文館、歴史ある総合デパートの山形屋は健在です。近年、南部の方も栄えてきており沿岸部にはイオンモールがあります。
(出典:鹿児島市観光ナビ)
アクセスについては、各方面への高速道路、JR九州の新幹線「鹿児島中央駅」、南の離島への高速船など、交通の拠点となっています。ただし、鹿児島空港までは車で30分はかかるので、空港をよく利用する方は若干遠いと感じるかもしれません。
ちなみに、他の市町村も同じですが、鹿児島県内に住む場合は、基本的に車移動を考えておいて方が良いです。鹿児島市に路面電車やバスはありますが、地下鉄はありません。ちょっと出かけるにも車があると便利です。
鹿児島といえば「桜島」ですが、年に数百回は噴火しているので、風向きによっては火山灰が降ることがあります。その時に出歩く場合は傘をさすと良いでしょう。鹿児島市のみならず、桜島に隣接している地域は同様の被害に見舞われます。鹿児島の住宅にサンルームが多いのはこのためです。
(出典:鹿児島観光ナビ)
土地の価格は中心街は確かに高いですが、少し離れると100千円/㎡以下でありますので、それなりの価格で買えると思います。
【霧島市】万能型の街
(出典:Wikipedia)
- 人口:12万人
- 公示地価:130㎡で130万円〜455万円
- ふるさと創生移住定住促進制度:住宅取得最大50万円
鹿児島県の中心の北部に位置する街です。鹿児島市の次に人口が多いこともあり、商業施設が充実しています。隣の姶良市にはイオンタウンがあります。姶良市は最近人口が増えていることと、霧島市と形態も近かったので、姶良市を上げるか迷いましたが、人口が7万人なので、今回は霧島市の方をランクインさせていただきました。
アクセスについては、鹿児島の中央部に位置しているので、県内のどこへでも行きやすいです。高速を使えば鹿児島市へ30分で行けます。何より空港が近い。JRはローカル線があることから、非常に良い環境にあります。
(出典:鹿児島空港)
ちなみに農業に関しては、霧島茶の産地であったり、果樹類などが充実しています。火山灰は南風が多い夏場に降ることがあります。
土地の価格は鹿児島市と比べると大分リーズナブルなものとなっています。
【日置市】都会と自然を楽しむ街
(出典:Wikipedia)
- 人口:4万人
- 公示地価:130㎡で195万円〜650万円
- 空き家改修事業費補助金:最大50万円
- 移住定住促進事業費補助金:最大90万円、扶養加算10万円、市内業者加算10万円
鹿児島市の隣の西側に位置する街です。人口は4万人と多くありません。商業施設は鹿児島市などに比べると充実しているとは言えません。ですが、鹿児島市へのアクセスが良いため、鹿児島市からこちらに移住する人も珍しくありません。鹿児島市のベッドタウンとも言われたりしています。
アクセスについては、高速道路、JRローカル線があり、比較的便利です。
日置市の西側は日本海側に面しているので、魚釣りやマリンスポーツを楽しむ方にオススメです。農業に関しては、果樹類、水稲などがあります。火山灰はたまに降る程度です。
(出典:Wikipedia)
こちらも土地の価格は、鹿児島市と比べるとリーズナブルなものとなっています。
【鹿屋市】広大で歴史ある街
(出典:Wikipedia)
- 人口:10万人
- 公示地価:130㎡で65万円〜286万円
- 移住者支援:支愛ファミリー住宅改修応援事業補助金20万円〜、空き家等バンク補助金50万円など
鹿児島県の東側に位置する街です。人口は10万人と、まあまあ大きいので商業施設は充実しています。ですが、感覚として一箇所に集中しているというより、土地が広大なので、お店も広く点在している感じです。
鹿屋といえば、戦時中は特攻基地があったことで有名です。太平洋戦争の時には3つの飛行場があり、それだけ広い場所が取れたということです。戦争を記録した鹿屋航空基地史料館もあります。
(出典:鹿児島県観光サイト かごしまの旅)
アクセスについては、最近、高速道路が開通したので、鹿児島市まで90分、宮崎市まで100分で行けるようになりました。鹿児島市と垂水市をフェリーが往復していますので、そちらを使う方法もあります。
農業に関しては、畜産や園芸作目など多岐にわたります。火山灰はたまに降る程度です。
こちらも土地の価格は、鹿児島市と比べるとリーズナブルなものとなっています。
【出水市】アクセスと文化の街
(出典:Wikipedia)
- 人口:5万人
- 公示地価:130㎡で169万円〜221万円
- 移住者支援:定住促進住宅関連補助金(補助金最大100万円)住宅取得補助金30万円、子育て世帯加算30万円、いきいき自治会加算30万円、親元近居加算10万円
- 市街通勤補助:(定期券代ー事業所通勤手当)/2 ※上限2万円×36ヶ月
鹿児島県の北西に位置する街です。人口は4万人と多くありません。商業施設は鹿児島市などに比べると充実しているとは言えません。今回はアクセス面でランクインさせてもらいました。あと、火山灰がほとんど降らないことも評価ポイントとしました。
アクセスについては、JR九州の新幹線「出水駅」があることと、将来的に高速道路が開通し、鹿児島と熊本を結ぶ幹線ができる見通しです。新幹線では、鹿児島市まで25分、熊本市まで30分、福岡市まで70分で着きます。鹿児島というよりは、九州各地への旅行や観光も楽しみたいという方にオススメです。
出水市は、冬にシベリアあたりから鶴が来ることで有名です。武家屋敷も小規模ながら観光地となっています。
(出典:鹿児島県観光サイト かごしまの旅)
農業に関しては、畜産や園芸、果樹があります。ちなみに隣の長島町ではブリの養殖が盛んです。
気候的には日本海側に面しているので、鹿児島の割には夏涼しく、冬は寒い傾向にあります。
まとめ
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