住宅の基本的な間取りの考え方【注文住宅で悩むあなたに】

ジュゴン

どうも、ジュゴンです。今回は住宅の間取りの話です。

今日は注文住宅で大事な間取りの話をします。間取りの好みは人によってそれぞれありますので、前提のわからない口コミなどの情報を単純に鵜呑みにしないことが大切です。

あなたにとってベストな間取りとは何なのか、常に自問自答して考えながら決めていきましょう。その考える基本を今回はお伝えします。

この記事でわかること

・間取りを検討するステップ

・間取りを決める時の基本的な考え方

家の大きさ(建築面積)を確認し、家の形状を仮決めする

まず、間取りを考える前に、あなたが建てようとしている住宅を立てる土地の大きさから家の大きさ(建築面積)を確認します。

都市部であれば、2階建用のスペースが確保されていることが多いでしょう。そして2階建(または3階建)になるのか、平屋になるのかを確認します。

次に、家の形状がどのようになるのかを想定します。真四角、横長、縦長、旗型、L字型、コの字型を一旦仮決めします。駐車場の位置も影響してきますね。

なお、断熱性能に優れているのは、外壁が最も少なくなる真四角や長方形の形ですが、冬の日射取得などを考えると、南の面をやや長くした長方形型が最も快適とされており、冷暖房のエネルギーとしても、より効率的になります。

さらに難易度は高くなりますが、隣接する家の状況、高さや壁との距離を確認しましょう。「日当たりが良いと思って、リビングを配置したけれど、隣家の影で陽が入らない」なんてことは避けなければなりません。そういう場合は2階リビングを検討します。

ジュゴン

設計士さんが図面を書く時に、隣家の境界線や外壁ライン、家の高さなどを記載してもらいましょう。こうしておけば、大体の家の形が決まってきます。

家の方角を確認する

先ほどの話とも関連しますが、方角を確認し、どこから太陽が昇り、どこで南中高度に達し、どこに太陽が沈むのか、季節ごとに確認してください。これも大手の住宅メーカーや工務店であれば、シミュレーションソフトを持っていると思いますので、太陽光がどのように入るのか、何度も確認してください。

この方角を確認することが、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせる間取りになるための重要なポイントとなります。

基本的には、北、東、西面の窓は小さくし、南面の窓は大きく取るのがセオリーですので、窓の配置も合わせた間取りを考えてみてください。南面にある部屋だけど、窓を小さくして使うにはもったいないですからね。

なお、ちょうど家の南面が真南を向いていないなど、きれいに方角が揃っていないことも多々あるので、その場合も太陽がどのように動くのか把握することが重要となります。

陽が入りやすいところをリビングやダイニングなどの居住スペースにして、北面などに水回りを置くのが一般的な考え方となります。

動線などをイメージして間取りを考える

ようやく部屋を配置する段階に来ました。「大きさ」「形状」「方角」を頭に入れながら、間取りの配置を考えます。最初に話したとおり、間取りには好みがあるので、これという正解はありません。

ジュゴン

あなたにとって何がベストなのか、言い換えれば、何を優先して、何を諦められるのか、一つ一つ確認していきましょう。

玄関の配置

玄関を配置する場所は、間取りの真ん中に配置するのが使い勝手が良いとされています。帰宅時に手洗い場に行ったり、着替えに行ったり、バラバラな家族の動線に対応できるためです。

特に平屋の場合は、家の端に玄関があると、玄関から反対方向に行きたい場合は相当距離が出てしまいます。

ただし、玄関ホールが取れずに玄関とリビングが直結してしまう場合や駐車場の位置から遠くなってしまう場合などは、真ん中から多少は位置を調整したほうが良いでしょう。

LDKの配置

住居のメインとなるであろうLDKの配置も中央が良いとされています。各部屋にいく場合にLDKを経由すれば「無駄な廊下」が少なくなるというのが一つの利点です。

また、LDKを中央に配置することで、最も時間を要する家事「料理」を家の中心付近で行えることから、料理をしながら、各部屋の様子や気配を感じられることもメリットです。

水回り(風呂、トイレ、洗面)の配置

先ほども少し触れましたが、水回りは南以外が良いとされています。日当たりの良い風呂、トイレ、洗面があってもいいですが、一時的な滞在場所なので、明るい南側はLDKや居室として使いたいところです。

なお、消極的な理由ですが、居室に向かない北や、西日を遮るために西に配置されることも多いです。また、最近は洗面と脱衣所を分けるケースが多いようです。脱衣所を使っていれば、洗面を使いづらいというのが主な理由です。我が家もその理由で分けています。

さらに感染症予防対策として、玄関付近に洗面を置くパターンもあるようです。また、水回りは家事導線や給排水の配管の関係から近いところに配置することが多いです。

特に注意点としてはトイレの位置です。トイレは朝、夕、夜、夜中と、一時的といえど使う回数が多い場所ですので、家の中心付近に配置すると使い勝手は良くなります。ただし、使い勝手よりも音や匂いや見た目を気にする場合は、家の端に配置してもよいでしょう。2階建の場合は各階にトイレがほしいですね。

寝室の配置

寝室は寝る場所ですので、生活音が届きにくい場所や、車の音が響く道路から離れた場所に配置するのがポイントです。

眠りの大敵は騒音ですから、なるべく家の端に配置しつつ、交通量の多い道路に面していない場所に配置しましょう。また、トイレと寝室が近くなるような組み合わせを選ぶのもいいかもしれません。

収納部屋の配置

居室にクローゼットをそなえつける場合は別ですが、最近は歩きながら入れるウォークインクローゼットが多くなっており、配置する場合は、洗濯物を収納する際の動線に気をつけることと、2階建であれば極力1階に配置した方が、外出の際の使い勝手が良くなります。出かける前にちょっと服装を変えたいとか、小物を忘れたとしても、1階であればすぐに取りに行けるからです。

ウォークインクローゼットを広くして、ファミリークローゼットとして、家族全員分の衣類を収納する間取りもあります。衣類を一括収納・管理できるので、家事の面では楽です。ただし、年頃のお子さんなどがいれば、着替えの際などは抵抗があると思われます。

子供部屋の配置

子供部屋は子供が大きくなって、家から出て行った時のことを考えておく必要があります。2階建の2階に子供部屋がある場合、いなくなれば「物置」になることは必須です。

壁を壊せるようにしておいて、将来は他の部屋と結合させるとか、趣味の部屋として使えるように窓やドアを工夫しておくことをおすすめします。

また、思春期など、子供を部屋にこもらせたくないという場合は、ドアを無くしてオープンにする場合もあります。

書斎の配置

テレワークの需要が高まり、住宅にも書斎を置きたい方が増えているようです。書斎にはドアなどで閉ざされた「クローズド型」とリビングの一角に机と椅子があるような「オープン型」に分かれます。その中間型として、階段の踊り場や、中2階を使うパターンもあります。

書斎でどのような仕事をしたいのか、どれくらい周りと隔離されて仕事等に打ち込む必要があるかを考えましょう。

まとめ

ジュゴン

間取りは、様々な要素を踏まえながら検討しなければ良いものができないので、かなり悩むポイントになりますね。

これ以外にも階段の配置やシューズクロークの置き方など、間取りに関することは一杯あるのですが、今回はおおよその概念だけお伝えしました。

あとは、家の大きさ、形状、方角を確認した上で、太陽の動き、季節感をできるだけイメージしながら間取りを調整していきます。

それでもうまくいかない時は、何を優先して、何を諦められるのか、優先順位を整理してみましょう。

間取りを検討するステップは次のとおりです。

間取りを検討するステップ
  1. 家の大きさを確認し、家の形状を仮決めする
  2. 家の方角を確認する
  3. 動線などを具体的にイメージして間取りを考える
  4. 間取りに納得しない場合、家の形状・方角を再検討する
  5. それでも納得しない場合、優先順位を整理する

1人で考えると、どうしても視野が狭くなったり、アイデアに限りが出てしまいますので、あなたのパートナーや設計士さんと一緒に考えて、あなたにとってベストな間取りを見つけてくださいね。

今回は以上です。

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